新しい農業と緑地計画

環境保全と都市近郊農業
千葉市の農業

千葉市の自然、水や水資源の維持、保全、涵養は農地や里山や周辺地域を維持保全することで結果としてもたらされるものです。

農地の後継者が少ない中、高齢化は進み耕作放棄地が拡大し、里山は荒廃し、千葉市農業の危機を向かえており、このことはとりもなおさず千葉市の自然の崩壊に繋がります。

そこで産地直売所の開設を中核に据えて農業の担い手としての異業種(市内中小企業)やコミュニティービジネスで地域おこしを志す者が終結するためのNPO法人を立ち上げました。

行政に手を借り仕組み造りを構築推進し、そして、農業で使用する化石燃料をバイオ燃料化することでCO2の削減を図り地球温暖化の防止に役立てたい。

<千葉市の農家数推移/資料:『農林業センサス』>

年/区分
(単位:戸)
販売農家 自給農家 総農家数
専業 兼業
2000年(H12) 485 1,805 896 3,186
2005年(H17) 474 1,385 1,051 2,910
2010年(H22) 381 1,165 1,092 2,638
2015年(H27) 392 698 923 2,013

<千葉市の耕地面積/資料~平成19年『作物統計』、平成20年~『農林水産省公表数値』>

耕地面積
単位:ha
耕地 田耕地 畑耕地
2008年(H20) 4,000 962 3,040
2012年(H24) 3,860 920 2,910
2016年(H28) 3,670 893 2,770

<皆様のご意見・ご要望、ご連絡をお待ちしております。>

  • 農地を耕作できず困っている農家(借りるには千葉市を介在させる)
  • 一緒に事業を進める意欲の有る人
  • ボランティアとして手伝いができる人
市民緑地を手作りで

面積 約16,000㎡

候補地は緑区辺田町地先

市民緑地とは市民、土地所有者、千葉市の協働により市街地を保全し、市民に公開する制度で維持管理に関する協定を三者で結び、市民が主体となる緑地の維持管理を行う。

市民緑地(法律に基づく制度)

  • 良好な自然環境を有する樹林を、市民の憩い・散策の場として保全・活用
  • 土地所有者と「市民緑地契約」(五年以上)を締結(法)
  • 土地所有者に対しての税の優遇措置(固定資産税・都市計画税 非課税 20年以上のとき相続税2割評価減)
  • ベンチや野外卓などの設置は市が行う
  • 清掃や下草刈り、倒木処理など、管理は維持管理団体が主体的に行う

賛同者を募っております。(報償金40円/㎡:40万円上限)